輸入洋酒特集=ブランデー 市場トータル2割減
コニャックなど、輸入ブランデーにとって、ここ一~二年間はかつてない厳しい状況となっている。バブル経済の崩壊、景気低迷の影響を受けて消費の中心である高級業務店筋が沈没しており、回復に向かう気配は今のところない様子。当面は、景気の動向をにらみながら、持ちこたえることしか出来ない状況である。 今年1~9月までの販売数量(卸出荷数量ベース)は、前年と比べて二割程度減少しているとみられる。月別課税数量推移をみると明らかなように、1月、2月が、昨年年末の押し込みの