ホクトのきのこが世界に挑戦 エリンギが59cmでギネス記録

2014.08.01 229号 04面
ギネス記録認定証を掲げる水野雅義ホクト代表取締役社長(右)とギネスワールドレコーズ グリナズ・ウカソヴァ公式認定員

ギネス記録認定証を掲げる水野雅義ホクト代表取締役社長(右)とギネスワールドレコーズ グリナズ・ウカソヴァ公式認定員

喜びに沸く、エリンギチームの研究員

喜びに沸く、エリンギチームの研究員

 「おいしいきのこはホ・ク・ト♪」のCMで知られるホクトは7月22日に創業50周年を迎えました。これを機に「きのこに関心をもってもらいたい」という思いのもと、記念企画として「世界最長のきのこ」を栽培し、ギネス世界記録に挑戦!

 7月25日、ホクト栽培のきのこが世界最長であることを証明する催しが、ホクト・きのこ総合研究所(長野市大字下駒沢)で開催されました。

 創業以来積み重ねてきたホクト独自の技術を活かした取り組みとして、昨年8月からプロジェクトチームを発足させ進められてきたこの企画は、ホクトの生産技術力を結集し、きのこの柄から傘の先端までの可食部の長さが世界最長であることに挑むもの。水野雅義代表取締役社長は、「30年の歴史を誇るきのこ総合研究所の優秀な知恵と叡智を結集してギネスに挑戦します」とあいさつ。次に稲冨聡きのこ総合研究所所長は、「エリンギとブナシメジの2チームを組織し、互いにライバルとして燃え、みんな頑張ってきました。世界認定となるか、ドキドキです」と約1年を振り返り、語りました。

 いよいよエリンギとブナシメジ2種の測定がスタート。ギネスワールドレコーズのグリナズ・ウカソヴァ公式認定員と吹春俊光千葉県立中央博物館主任上席研究員の表情も真剣に。これまでの世界記録は43cm、果たしてそれを超えることになるか…。そしてエリンギが59cmとギネス記録が発表された瞬間、会場の興奮はピークに達しました。

 世界最長のきのこを栽培してきた研究員の皆さんは「これからもおいしいきのこをお届けするのはもちろんのこと、様々なきのこの可能性を追求していきます」と語りました。

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