ブロッコリー 野菜の優等生、茹であがりは自然にさます

2012.12.10 209号 01面
「リースサラダ」

「リースサラダ」

 ブロッコリーはキャベツの変種で、原産地はイタリアを中心とする地中海沿岸。2世紀頃からローマ人が作っていたと言われる。β-カロテン、ビタミンB群・C・E、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維を含む。中でもビタミンCの含有量は特筆もの。他にマグネシウム、亜鉛、クロム、スルフォラファンなども。有効成分の多さから「野菜の優等生」とも称される。

 小さな粒は一つひとつが花のつぼみで、かたく閉じて密集しているほど良品。こんもりとした形をしていて、緑の色が鮮やかなものを。洗う際は、たっぷりの水につけて振り洗いする。茹ですぎは、水溶性の栄養成分を損失してしまうので禁物。また、茹であがりを水に取ると味がボケてしまうので、ザルなどにあけて自然にさます。

 保存はポリ袋などに入れて冷蔵庫へ。野菜室よりもやや低めの4度Cくらいが適温。すぐに使わない場合は、小房に分けて茹でたものを冷凍しても良い。

 ◆リースサラダ

 〈材料・4人分〉

 ・じゃがいも………………………3個

 ・ロースハム………………………3枚

 ・ブロッコリー……………………1/4個

 ・パプリカ(赤・黄)……………各1/4個

 ・ベビーリーフ……………………1パック

 ・レタスまたはグリーンリーフ…1枚

 A・「ピュアセレクト マヨネーズ」…大さじ4

 A・「瀬戸のほんじお」…………………少々

 A・こしょう………………………………少々

 ・ミックスナッツ…………適量

 ・「瀬戸のほんじお」……適量

 〈作り方〉

 (1)じゃがいもは6等分に切り、やわらかく茹でてボウルに入れ、熱いうちにつぶす。ハムは細かく刻む。ブロッコリーは小房に分けて茹で、パプリカは小さいひし形に切る。

 (2)(1)のじゃがいもは粗熱が取れたら、(1)のハム、Aを加えてまぜ合わせ、皿に輪になるように盛る。

 (3)ベビーリーフ、ちぎったレタスをふんわりのせ、ところどころに(1)のブロッコリーをのせ、(1)のパプリカ、ミックスナッツを散らす。

 (4)全体に塩を軽くふる。

 *お好みでオリーブオイルをかけても。

 レシピ=味の素KK「レシピ大百科R」

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