さつまいも ほっくりした甘さに心もなごむ 焼き芋にしてもビタミンCはそのまま

2008.10.10 159号 01面

 主成分は糖質で、その約80%がでんぷん。でんぷんに包まれているため、ビタミンCが熱によって損なわれにくく、焼き芋にしても9割も残る。他の芋類には少ないビタミンEも含む。他にビタミンB1やB2、カリウム、食物繊維セルロースも。

 芋類は、蒸したりオーブンで焼いたりとゆっくり加熱すると甘みが増す。蒸すと食物繊維の量も生よりもアップ。電子レンジの場合は生と変わらないので、できたらじっくりと加熱したい。煮物にする場合は、最初から調味料を入れて煮るのがコツ。煮くずれが防げるだけでなく、味の含みも良い。食物繊維の摂取が目的の場合は、皮の近くに繊維が集まっているので、できるだけ皮付きで。

 果肉は酵素によって黒く変色するので、切る端から水にさらす。よりきれいな色に仕上げたい時は、ミョウバンを入れた水につける。

 鹿児島の種子島に古くから伝わる安納芋。その昔、琉球王国から伝わった原種に近い品種が改良され、最近よく見かけるようになった。オレンジ色の鮮やかさでも分かるとおり、特にカロテンはニンジン級。甘くネットリしているので焼き芋やふかし芋で召し上がれ。特にやわらかい焼き芋が好きな人にぴったり。

 ◆さつまいもとれんこんの炒めもの

 〈材料・2人分〉

 ・さつまいも………200g

 ・れんこん…………200g

 ・にんにく…………1かけ

 ・ちりめんじゃこ…大さじ2

 ・あさつき…………少々

 a★料理酒…………大さじ3

 a★瀬戸内のしお……少々

 a★特級丸大豆しょうゆ………大さじ1

 a・昆布茶…………小さじ1/2

 a★純正ごま油……小さじ2

 ★印はトップバリュ商品

 〈作り方〉

 (1)さつまいもは皮付きのまま、れんこんは皮をむいて薄切りにし、水にさらす。

 (2)にんにくはみじん切りにする。

 (3)フライパンにごま油とにんにくを入れ熱し、さつまいも、れんこんの順に加え炒める。しんなりしてきたらaを加え調味し、ちりめんじゃこをまぜる。

 (4)器に盛り、あさつきをふる。

 (レシピ=日本食糧新聞社)

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