甘くて肉厚「パプリカ」 色鮮やかさは炒めてもそのまま

2006.05.10 130号 1面

パプリカは、甘く食べやすいように改良されたピーマンの仲間。皮が厚く柔らかいので、生でも食べられる。ピーマンの独特な苦味が苦手な子どもにもお勧め。加熱しても赤や黄色い色は変化せず、肉厚で、ビタミンCも壊れにくい。体内でビタミンAに変わり、抗酸化作用を発揮するカロテンも豊富。カロテンは油と一緒に調理すると吸収が促進される。サラダ・炒め物・煮物と幅広く利用できる。

●さらにおいしく食べるには

じっくり火を通すことでさらに甘味が増すため、下ごしらえに丸ごと、皮が真っ黒になるまで焼く(目安約20~30分)。ガスコンロで直火で焼く。またはオーブントースターを使う。冷ましてから皮をむく。流水で流しても。その後、マリネにすればマリネ液も短時間でなじみ、しっとりとしておいしくできあがる。

※焼き汁が出るのでアルミホイルなどをパプリカの下に敷いてから焼く。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら