特定保健用食品っていったいなーに カラダ栄養バランス
生活習慣の中で特に食習慣=栄養状況のみにスポットをあてて考えてみるとヒトが健康であるためには体内の栄養素は欠乏であっても過剰であってもいけない。
(財)日本健康・栄養食品協会 特定保健用食品部 中川邦男部長は、「栄養状態が潜在的に不足ぎみに傾いていれば免疫抵抗性も低下しているので、感染源があれば感染症にかかりやすい。“欠乏の状態”から“欠乏症”に発展すれば貧血や歯周病、骨粗しょう症などに発展します。逆に栄養状態が潜在的に過剰であるとその構成成分が身体にたまって“悪さをしでかす状態”になり、“過剰症”の段階に進むと成人病がでてきます」と、このバランスシートを解説する(図2参照)。
ここで最初のテーマ、夏バテに立ち戻ってみると、起こりがちな貧血も季節のせいというよりは、生活習慣が作った元来の体質の問題と分かる。暑さで失なわれる水分の補給も現代では栄養バランスを無視して清涼飲料水に頼ることから摂取過多となり、これで体調を崩しているケースも多い。こう考えると、現代の夏バテには対症療法でなく、“暑さ”という危険因子に立ち向かい生活習慣の根本から見直していくべきであることが理解できる。
「栄養の過剰・欠乏状態改善や、栄養素相互のバランスを図る役割をする特定保健用食品は現代版の科学的な医食同源法です。ぜひこの機会に生活に取り入れて下さい」と中川部長は言う。














