国際オリーブオイル協会、日本向けプロモ展開 国際規格導入促す

左から相田翔子、石田純一、日本オリーブオイルテイスター協会の長友姫世代表理事

左から相田翔子、石田純一、日本オリーブオイルテイスター協会の長友姫世代表理事

 国際オリーブオイル協会(IOC)は、日本市場向けプロモーションキャンペーンを開始した。これは、日本におけるオリーブオイル普及啓蒙活動の一環で、IOCが定めたオリーブオイルの国際規格を導入してもらう狙いもある。15年7~12月末まで展開し、キャンペーンWebサイトを開設し、積極的にオリーブオイルに関する情報を提供するほか、業界関係者向けのワークショップやレシピコンテスト、トレードショーへの出展などを通じて「オリーブオイルのちから」を訴求していく。

 2日に東京都内で開催された記者発表会では、主催者を代表してIOCエグゼクティブ・ディレクターのジャン=ルイ・バルジョル氏がIOCの組織概要や活動内容、日本向けキャンペーンの狙いなどを説明、キャンペーン事務局担当者が事前に実施した消費者調査結果概要とキャンペーン内容を紹介。続いてオリーブオイルの健康効果について松生クリニック松生恒夫院長が慢性便秘症や大腸がんに対するエキストラバージンオリーブオイルの効果などについて解説した。特別ゲストとして俳優の石田純一と歌手・女優の相田翔子が登場し、日本オリーブオイルテイスター協会の長友姫世代表理事が加わってオリーブオイルのテイスティング、日本料理つきぢ田村の三代目主人・田村隆氏による料理デモンストレーションも行われた。

 (八木沢康之)

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