大塚製薬、「ポカリスエット」新CMに北野武を起用 本質的な価値を訴求

北野武(右)と、草野仁

北野武(右)と、草野仁

 大塚製薬は6日、東京・品川プリンスホテルで、「ポカリスエット」の新CM発表会を開催。TVCMキャラクターは幅広い分野で活躍する北野武を起用。「水よりも、ヒトの身体に近い水。」をコミュニケーションワードにポカリスエットの本質的な価値を訴求。新CM「砂漠篇」は10日から全国で投下する。

 CM発表会で、河野敦夫ニュートラシューティカルズ事業部マーケティング本部製品部ポカリスエットプロダクトマーケティングマネージャーは「『ポカリスエット』の“発汗により失われた水分・電解質を速やかに補い、渇いた体を潤す健康飲料”という価値を真摯に訴える1年にしたいと考えている」と今期の取組みを説明した。

 「ポカリスエット」は今年発売30周年を迎える。今年の戦略を原点回帰とし、TVCMなどを中心に同品の本質的な価値を伝えていく。今回のCMでは、説得力のある北野の言葉で、1日900mlの水分が不感蒸泄によって失われていることを訴求し、その同じ量の900mlPETボトルをアピールする狙い。

 発表会の中で、アナウンサーの草野仁とのトークセッションで、北野はCMを見て「かっこよく撮ってもらった。自分で撮ったなら恥ずかしくてこうは撮らない」と語った。発売30周年の「ポカリスエット」について、北野は「30年間商品が定着して残ることは相当の力ですごいと思う」と感想を述べた。

 (久保喜寛)

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