北米産スケソウすり身、3期ぶり値上げへ 練り製品は苦境か

水産加工 ニュース 2017.09.20 11592号 01面

 北米スケソウダラの秋漁期(17年Bシーズン)がほぼ終漁となり、現地では大手各ディーラーがスケソウすり身の買い付けを終え、国内の練り製品メーカーなど需要家との商談が始まっている。某ディーラーによると、Bシーズン北米産すり身は1kg当たりの価格が今年Aシーズン比10~25円の上げ幅で決着。等級別では上級のSA・FA・Aが20~25円、標準的なKA・RAが10~20円の上昇という。3シーズンぶりの値上げとなり、上級品は15年Aシーズンの水準に戻った。(本宮康博)

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