ヒットの兆し:聘珍樓ジャパン「麻辣麻婆豆腐」 最上級シリーズ第2弾
香港聘珍樓ジャパン・食品営業部が、2月22日に発売した中華合わせ調味料「聘珍樓 麻辣麻婆豆腐」の販売が好調だ。同品は、19年3月に発売した中華合わせ調味料最上級シリーズ第1弾「聘珍樓 黒酢すぶた」に続く新商品。今後、既存の「聘珍茶寮」ブランド6アイテムの麻婆豆腐、麻婆茄子、回鍋肉、干焼蝦仁、青椒肉絲、古老肉のうち、干焼蝦仁、青椒肉絲の2品をワンランク上に位置する最上級ラインとしての展開を視野に入れる。
現存する最古の中国料理店「聘珍樓」の味を家庭でも手軽に楽しめるという価値を持つ「黒酢すぶた」の販売は好調に推移し、同社中華合わせ調味料の売上げ拡大に貢献した。最上級ライン第2弾の「麻辣麻婆豆腐」が好調に滑り出したことから、さらなる拡大を狙う。
商品開発段階では、「聘珍樓」の西崎英行総料理長が試食、監修を重ね、聘珍樓ブランドとして自信を持って提供できる、商品に仕上げた。西崎総料理長が求める、聘珍樓品質を、家庭用合わせ調味料の価格帯で実現することに苦心したという。内容量は110gで3~4人前分。価格は、高品質な花椒(ホアジャオ)を使用しながらも、「聘珍茶寮」ブランドの300円に対し、80円高い380円(税別)に抑えた。(青柳英明)