Good!メニュー戦略:B級グルメ研究所 機能性肉のステーキ提案
●新しい肉グルメブームの予兆
B級グルメ研究所が運営するステーキハウス「ステーキロッヂ」では、「機能性肉(Functional Meat)」を掲げた新たなステーキの提供を開始した。同店では、高タンパク、低脂質、低カロリーのヘルシーな肉として、鶏むね肉、ラム、カンガルー、エゾシカの4種類を「機能性肉」として訴求。スポーツトレーニング後や、体力を高めたい消費者をメインターゲットに見据えている。
「ログチキンステーキ」は、鶏むね肉を丸太のように巻き、低温調理で仕上げた。「鶏むね肉のステーキはパサつきがちで、おいしい店が少ない。同品は、塊肉の形状なのにしっとりジューシーな自信作」(同社広報)という。
「カットラムステーキ」は、脂肪をエネルギーに変える成分「カルニチン」が豊富で、ダイエット中の人には特にお薦め。
ちょっと珍しい「カンガルーステーキ」は、オーストラリア産のカンガルー肉を使用。脂肪がつきにくく、体内の蓄積された脂肪を燃えやすくする働きが期待できるという。
鉄分が豊富で、高タンパク、低カロリーなことから、最近急速にニーズが高まっているジビエの筆頭格であるシカ肉の「蝦夷鹿ステーキ」は、宮城県から仕入れており、臭みはまったくくない。
肉ブームと相まって、グルメ感度の高い層に今、牛、豚、鶏の三大ミート以外の肉は注目されている。「体を健康にする機能性肉」の提案は、今後新しい肉ブームを巻き起こすかもしれない。
※価格はすべて税込み
●店舗情報
「ステーキロッヂ」
運営=B級グルメ研究所
店舗所在地=(渋谷店)東京都渋谷区道玄坂2-10-13 新大宗ビル3号館1階
(池袋店)東京都豊島区南池袋1-18-22