タイではどんな辺境の郡部にでもセブンイレブンが存在する=タイ最北部チェンライ県で、昨年12月に小堀写す
タイ最大の財閥CPグループが傘下企業を通じて手掛けるコンビニエンスストア(CVS)のセブンイレブンの事業が活況に沸いている。国内店舗数は昨年末現在で1万2432店となり、年内の1万3000店台到達はもはや確実の勢いだ。環境に配慮した事業展開も軌道に乗り、業界全体をけん引する。隣国カンボジアやラオスにも進出することが決まっており、混乱が続くミャンマー市場も照準に定める。2位のファミリーマートとは約1万店の開きがあり、圧倒的な地力の差は当面拡大するばかりだ。
1強の状態が続くタ