知っていますか アルコールの除菌効果
手洗に石けん類を用いることは、私達の生活の中で完全に定着しています。しかし意外にも目に見えない細菌は、手に頑固にこびりついています。殺菌剤の入った薬用石けん、逆性石けん等を用いて、しっかりブラシで洗い落とすか、エタノールを用いて除菌するのが効果的です。
○アルコールは、湿っているもの、濡れているもの、水分の含まれているものに、に噴霧しても効力はあまりありません。
〈菌が付着し易く、消毒の忘れがちのところ〉
○手指の手洗いには、アルコール噴霧機で==手指や、手の甲、手のひらのしわの中に菌は、入り込んでいる
○冷蔵庫の取っ手
○洗い場、シンクタンク、自動食器洗浄機にも 営業終了後‐‐洗浄後・乾燥後‐‐にアルコールスプレーを一吹き、流しのコーナーも忘れずに
○火気のあるところで、使用しない
○換気に注意する、特に狭いところで使用しない
○効率良く除菌するには汚れをできるだけ、取り除いておく
○キャップをして日の当たらない涼しい所に保管する
アルコールは、お酒の成分(酒精)として知られているエチルアルコールです。万一、食品やその他の材料に触れたとしても、揮発性が高いので残留の心配がなく、安全です。
アルコールは他の除菌剤と異なって、使用後の水洗いの必要はありません。また、スプレーを使えば、細かいところまで行きわたり、取扱いが簡単なので、作業時間の短縮、省力化になります。
アルコールによる除菌メカニズムは、アルコールの特徴を生かして、食中毒菌の細胞に直接作用して破壊することです。
効果的な使用時期
包丁〈食品機器〉
★ 使用前
★ 食材変更時
(1)良く洗って、すすぐ
(2)洗浄した布巾で、水分をふきとる
(3)表裏むらなくアルコールをスプレーして、消毒 する
★ 包丁なら、柄まで、機器なら細部まで忘れずに
★ 作業終了時