少子化の加速が止まらない。厚生労働省が9月に公表した「人口動態統計」(速報値)によると、21年1~7月の出生数は47万9292人で前年比5.6%減、約2万8000人の減少となった。コロナ禍が長期化する中での不安で、「産み控え」の傾向がマイナス要因に拍車をかけている。乳児用調製粉乳も同様に金額・数量ともにダウントレンドにあるとみられるが、市場ほどのシュリンク幅にはなっていないようだ。共働き世帯の増加や、女性の早期復職率の高まりなどで使用量が増えている傾向は継続。ただし、コロナ
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新型コロナ禍で社会問題化する「育児の孤立化」解消へ向けて、育児用調製粉乳(育粉)・ベビーフード市場の各メーカーは、さまざまな努力を進めている。近年の少子化にコロナ禍がさらに拍車をかけ、出生数の減少が続く中、それでも使用 […]
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