コロナ禍により増えた若年層家庭での調理機会が継続しているとみられる
◆SNSなど駆使し啓発
長期化するコロナ禍においては、基礎調味料のカテゴリーである「みりん類・料理酒」の販売動向にも大きな影響を及ぼしている。家庭用市場では販売実績が引き続き高い水準を保つものの鈍化傾向となる一方、業務用市場では回復の動きを見せていた。しかし22年の年明け以降、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の急激な感染拡大という状況となった。これを受け、まん延防止等重点措置の適用が30都道府県以上に上り、飲食店を対象に営業時間の短