写真1　「サルサとアボカドのオーブン焼き　ラザニア風」980円（税込み）

「サルサ」と具材を混ぜ合わせてオーブンで焼く手法は、さまざまな料理に応用できそうだ

見た目はラザニアそのものだが、味わいはメキシコ料理風という意外性も面白い

写真4：「サルサ奴」　580円（税込み）

ひと手間かけるアレンジにこだわり、丁寧に作り上げる創作和食が自慢。お酒に合う数々の料理はおいしいアイデアが満載で評判が高い

カゴメ「サルサ925gチューブ」

　気の利いた創作和食が自慢の「新宿　六」では、同店ではちょっと珍しいタイプのメニューを5月4日～14日の期間限定で展開する。新メニューの味を支えているのが、カゴメ「サルサ」。同店にとってサルサの調味料を使うのは初めてで、「料理のバリエーションが広がって面白い」（小林秀明料理長）と、メニュー開発に意欲的だ。

　●個性派スパイシー料理が即完成　爽やかな辛さが刺激的！　アレンジソースにもなるスグレもの

　ひと手間かける料理にこだわる同店にとって、カゴメ「サルサ」はこれまであまり使用してこなかったタイプの調味料という。小林料理長によると、「爽やかなトマトの味がしっかりとしていて、最後に辛さが来る。なかなかパンチのある辛さですね（笑）。うちのメニューにはない目新しさで、興味を持ちました」と、期間限定メニューの開発に取り組んだ。

　「サルサソースの定番料理を少しアレンジしたものと、定番とはかけ離れた料理のまったく異なる2品で展開するとメニューが広がる」と小林料理長は見込み、まずは「サルサとアボカドのオーブン焼き」を考案。砕いたトルティーヤとアボカド、白菜とカゴメ「サルサ」を混ぜ合わせ、チーズをのせ、オーブンで焼いた一品だ。“サルサ+トルティーヤ”という定番の組み合わせだが、サルサをソースに見立て、砕いたトルティーヤと他の具材を混ぜ合わせたこの調理活用は独創性が光る。トルティーヤにサルサを添えるおなじみの提供と比べて一品料理としての存在感があり、時間が経つとトルティーヤにサルサソースが染み、食感が変化するのもユニークだ。

　もう一品は、冷奴をアレンジした「サルサ奴」。カゴメ「サルサ」に甜麺醤、芝麻醤などを混ぜて調味したソースを木綿豆腐にかけ、玉ネギ、水菜をのせた、こちらも他店では見かけないアイデア冷奴である。「適度な具材感がありながらもさらさらしたソースなので、汎用性が高い。サルサをベースにして、味わいに一工夫加えても面白い」（小林料理長）と考えたからだそう。これから夏に向けて、激辛メニューはニーズが高まる。スパイシーな辛さのサルサをアジアン風に仕上げた冷奴はオリジナリティーがあり、人気を呼びそうだ。

　カゴメ「サルサ」は、従来のサルサソースとしての使い方はもちろん、調味のベースとしてアレンジを加えても魅力が生きる。「温かい料理にも冷たい料理にも使えるので、活用の幅が広いですよ。火を使わずそのまま使えるので、人手が足りないときなどはさっとかけて時短のお通しメニューにしたり、ちょっと手の込んだ創作料理の調味のベースにもできる。トマト感が強いピリ辛味なので、例えばチキンライスなどにしても面白いですね」と、小林料理長もアイデアが広がっている様子だ。

　●店舗情報

　「新宿　六」

　所在地＝東京都新宿区新宿6-4-2 コスモス新宿18

　小林秀明料理長

　ひと手間かけるアレンジにこだわり、丁寧に作り上げる創作和食が自慢。お酒に合う数々の料理はおいしいアイデアが満載で評判が高い

　●商品紹介

　カゴメ「サルサ925gチューブ」

　トマト感が爽やかなスパイシーソース

　トマト、ピーマン、玉ネギ、ハラペーニョなどの固型野菜がたっぷり入ったソース。唐辛子の辛味が利いたホットな味わいで、そのまま料理にかけたり和えるだけで、スパイシーな一皿に仕上がる。

　規格＝925g

　【写真説明】

　写真1：砂糖を少量加えた「サルサ」とトルティーヤ、ざく切りにした白菜、アボカドを混ぜ合わせてチーズと卵をのせ、オーブンで5～6分ほど焼く。白菜の食感がサルサの味と見事にマッチ！

　写真4：「サルサ」に甜麺醤、芝麻醤、ごまペースト、ごま油、ニンニク、ショウガを混ぜたアレンジ冷奴。木綿豆腐にかけたことで豆腐に味がよく絡み、どこかアジアン風に仕上がっているのも秀逸