タイ、外食産業が出店攻勢 コロナ禍損失を挽回へ
MBKが新たにオープンした夜間帯営業の飲食店街「ナイト・バイブス」のプロモーションポスター。バイブスとは「雰囲気」の意=MBKの広報資料から
コロナ規制の完全撤廃を1日に宣言したタイで、外食産業の出店攻勢が続いている。バンコク中心部の商業施設では、深夜1時まで営業する夜間帯の飲食街がオープン。大規模なプロモーションを実施している。大手外食チェーンでは5年後に小売の売上高倍増を目指すとする企業や、投資を拡大し出店や新ブランドの投入を加速させる店舗が後を絶たない。2年半にも及んだ長かったコロナ禍の損失を挽回しようと、あの手この手で需要を喚起させようとしている。
かつて日本の東急百貨店が入居し、現在は大手ディスカウント