和弘食品、新体制でサスティナブル戦略推進 世界見据え「小樽発グローバルカンパニー」
東証スタンダード上場企業でラーメンスープを中心にスープ・たれ、天然エキスなどを手掛ける和弘食品(小樽市)は6月17日、札幌証券取引所(札証)に重複上場した。同月24日には、創業家出身の和山明弘社長が代表権のある会長に退き、昨年1月から副社長を務める加世田十七七氏が新社長に就任。収益改善に向けた社内構造改革やSDGsを前面に打ち出した営業戦略、北海道のブランディング強化、地元への貢献など、サスティナブルな経営を根幹に据えて大きくかじを切りはじめた。「上場を機に北海道に根差す企
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