新潟県、新潟米「新之助」TVCM 八代目市川新之助を起用

同名由来で八代目市川新之助を起用

同名由来で八代目市川新之助を起用

 新潟県は、八代目市川新之助が出演する新潟米「新之助」の新TVCMを3日、関東と関西、中京、新潟で放映開始した。「新之助」は、米どころの同県がプライドをかけて17年に開発した、弾力のある食感と粒感、大粒で、コクと甘みに優れる「コシヒカリ」と双璧をなすトップブランド米だ。同名のよしみから八代目市川新之助(市川新之助)を、昨年の当代市川團十郎に続き起用。初のCM単独出演となった。

 新CMでは、歌舞伎文化継承の若き担い手である市川新之助が、新潟米「新之助」カラーの紅白幕を背景に、紋付きはかま姿で正座。お茶わんを手にして「お米の国は新潟で、心を込めて育んだ、キラリ大粒いただきます」と元気よく声を張り、立ち上る蒸気とともにご飯を頬張り、「夢も、うまさも、大粒です」というフレーズとともに、「うんうん」とおいしそうにうなずく内容となっている。エンドカットで「新潟米新之助でございまするぅ」と、力強い口上で締めくくっている。

 2日、東京都中央区の時事通信ホールで開催された新CM発表会の席上で、市川新之助は「新潟米『新之助』はとてもおいしいので、皆に食べてもらいたい」とし、司会者の「休みの日の過ごし方」や「楽しみにしていることは」という問いに対して、「稽古」と答え、幼いながらもプロ意識をのぞかせた。一方で、「遊ぶことも大好き」「クリスマスが楽しみ」など子どもらしいかわいらしさも見せて、会場を沸かせた。(佐藤路登世)

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