篠崎屋、収益力改善へ製造小売重視に転換 商店街・郊外に100店出店

樽見茂社長

樽見茂社長

 篠崎屋は、収益力の改善を目指し製造小売事業を拡大する。08年9月期単体の事業別売上構成比は、卸事業72%、小売事業16%、外食事業12%。09年9月期は「製造小売モデルの再スタート元年」(樽見茂社長)と位置づけ、豆腐を廉価販売する直営小売店の早期100店体制を目指す。今期は商店街、郊外CVS退店物件を中心に25店を出店し、小売事業比率を31%まで高める計画だ。  前期は原料大豆、原油の高騰で製造原価が大幅に上昇したが、卸売価格の値上げが取引先スーパー

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