日本初の国産カレー粉誕生から「赤缶カレー粉」発売まで
エスビー食品は、山崎峯次郎が1923年に日本で初めて国産カレー粉の製造に成功し前身の「日賀志屋」を創業。当時、カレー粉がどのようなスパイスで構成され、またどのように作られるかを正確に知る日本人はいなかったが、山崎は原料一つ一つを確かめながら調合を繰り返す日々を送り、その焙煎方法や道具に至るまで、独自に開発を続けてそれを実現した。創業理念「美味求真」の下、本物のおいしさを追い求めるエスビー食品の歴史がここから始まり、その後創業以来培ってきたノウハウの集大成として、「赤缶カレー