食品ニューテクノロジー研究会、「塩味と味覚研究の最前線」テーマに7月18日開催

 ●Webライブ配信も

 日本食糧新聞社主催の食品ニューテクノロジー研究会は「塩味と味覚研究の最前線」のテーマで、座長に日本醤油技術センター・春見隆文理事長を迎え、7月18日に東京・八丁堀「食情報館」で講演会を開催、同時にWebライブ配信する。

 日本人の食塩摂取量は男性10.9g、女性9.4g(18年)。ここ十数年、健康志向の高まりとともに摂取量は少しずつ低下しているものの、厚生労働省の推奨値(男性7.5g、女性6.5g)とは依然として大きな隔たりがある。

 さまざまな努力にもかかわらず減塩が思うように進まない理由の一つに、減塩食はおいしくないという消費者のし好感覚があるといわれる。減塩しても同等のうまみ(塩味)が感じられる食事の提供や食品の開発が不可欠。その観点から微弱電流の刺激を活用した塩味の増強作用、ならびに天然物の共存による塩味増強効果など、最先端研究に携わる二人から話題提供をいただく。

 ▼日時=7月18日(火)午後1時30分~4時30分▼会場=食情報館(東京都中央区八丁堀2-14-4、ヤブ原ビル6階)▼参加費=一般参加者1人1万6500円(税込み)、食品ニューテクノロジー研究会会員無料▼座長=日本醤油技術センター・春見隆文理事長▼総合テーマ=「塩味と味覚研究の最前線」▼講師=(1)「味覚メディアがもたらす健康の未来」明治大学大学院先端数理科学研究科・宮下芳明教授(2)「食品における塩味の増強効果とその評価」農研機構食品研究部門感覚機能解析ユニット・河合崇行研究員

 ▼問い合わせ=日本食糧新聞社事業本部、電話03・3537・1310、FAX03・3537・1071、https://bit.ly/3PBGKpn

 ※セミナーをWebでライブ配信(Zoom)

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