東北業務用流通特集2023
東北の業務用卸も業績回復が急ピッチで進んでいる。関東圏ほどではないにしろ、2桁増の売上げをみせている。新型コロナウイルスの感染法上の扱いの5類移行で客足が戻ってきたことや、目白押しの値上げが大きな要因だ。しかし肝心の買上数量はといえば依然コロナ前には戻っておらず、各社共通の懸念材料になっている。(東北支局長=三沢篤)
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◆東北業務用流通特集:人手不足が挽回の足引っ張る 3年余の総括から始まる失地…
特集 卸・商社 2023.07.10東北の業務用卸も業績回復が急ピッチで進んでいる。関東圏ほどではないにしろ、2桁増の売上げをみせている。新型コロナウイルスの感染法上の扱いの5類移行で客足が戻ってきたことや、目白押しの値上げが大きな要因だ。しかし肝心の買上数量はといえば依然コロナ前には…続きを読む
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東北業務用流通特集:ジェフサ・木村喜昭社長 業績回復顕著な協会会員各社
特集 卸・商社 2023.07.10昨年は日本外食流通サービス協会(JFSA)設立60周年の年で、会員は例年に増して力を入れて共販事業に取り組んだ。売上げ718億6100万円、前年比13.9%増はその反映で、コロナ禍からの回復もあってのこと。外食を得意とする企業は足踏みを余儀なくされた…続きを読む
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東北業務用流通特集:服部コーヒーフーズ・竹田光一専務 売上げ回復してもまだ1…
特集 卸・商社 2023.07.10服部コーヒーフーズの3月期業績は2、3月が大きく押し上げた。大口不採算店の取引がなくなったことで、経営体質は改善された。売上げが240億5000万円、前年比16%増、経常利益3億0500万円。大口得意先はコロナ前から取引のあったところで、売上げ拡大と…続きを読む
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東北業務用流通特集:にしむら・西村さくら社長 生鮮で差別化 地元鮮魚店と連携
特集 卸・商社 2023.07.10業務用卸にしむら(山形市)の23年3月期決算は、売上高49億3637万円(前年比14%増)、経常利益9160万円(同59%増)で着地した。会食や旅行などの経済活動が年間通して活発化し、外食需要を押し上げたことから、受注が伸び、増収増益となった。今年度…続きを読む
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東北業務用流通特集:中村商会・中村通孝社長 3期連続赤字から 前期48億円売…
特集 卸・商社 2023.07.10中村商会の前期は終盤の8、9月に売上げが伸び業績が改善、この結果9月期は48億円となった。「3期連続の赤字から黒字転換が図られた。苦労してきた社員に決算賞与が出せた」と中村通孝社長は語る。コロナ前の23期と比較ではぎりぎり上回った。しかし内容を分析す…続きを読む