ロングセラー「黒松沙士」(左)と新製品の「茶尋味台湾春茶」
黒松は1925年、「進馨商会」の名でラムネを販売。31年から現在の「黒松」へ商標変更、50年には今なお台湾を代表する炭酸飲料「黒松沙士(ヘイソンサースー)」が誕生した。「黒松沙士」は、ハーブの一種であるサルサパリラから抽出されたエキスで作られた通称「台湾コーラ」であり、台湾内で知らない人はいないビッグブランドである。
以降、同社は総合清涼飲料メーカーとしての地位を築きながら、売上げの約2分の1を占める酒類代理販売、また近年ではバイオ産業に注力し、健康食品も多数発売する。営業