中部秋季特集2025

◆中部秋季特集:「エシカル消費」実践へ先導 認知度が高まり環境配慮品続々

特集 総合 2025.11.29 13038号 01面
地元企業のカゴメは環境負荷の低い商品容器への切り替えに注力、イベントなどで啓発活動を行っている

地元企業のカゴメは環境負荷の低い商品容器への切り替えに注力、イベントなどで啓発活動を行っている

環境に配慮した食品パッケージは消費者の購買動機につながる(写真は名古屋市のイオンスタイル熱田)

環境に配慮した食品パッケージは消費者の購買動機につながる(写真は名古屋市のイオンスタイル熱田)

 ●選ばれる企業として投資を
 昨今、多くの消費者は、長引く物価高により安価な商品を求める一方で、新たなライフスタイルに対応する製品やサービスを探し続けている。その中で各自が社会的課題の解決を考えたり、そのような課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行う「エシカル消費」が注目され、以前に比べて認知度が高まっている。
 15年に消費者庁が「倫理的消費」調査研究会を設置して以来、普及啓発に取り組んできたエシカル消費は、同年の国

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