農林水産省が10月31日、公表した9月30日現在の23年産水稲うるち玄米農産物検査結果(速報値)では、1等米比率が全国平均で59.6%となり過去最低だった。前22年産と比較すると16.2%、21年産比では23%低下し、猛暑と渇水による高温障害が要因とみられる。さらに日本海側でフェーン現象や大雨の影響を受けた地域もある。2等米以下に格付けされた要因として、白未熟粒など形状が65.5%、整粒不足16.1%、着色粒13.5%となった。 地域別の1等米比率
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