未来への羅針盤 食が紡ぐ共生社会:カゴメ、NECなど3社連携 AI活用「節水と収量増」

飲料 ニュース 2024.01.26 12709号 01面
畑の環境に合わせ、AIが水やりの判断を行う

畑の環境に合わせ、AIが水やりの判断を行う

大木紀佳課長

大木紀佳課長

篠崎直人課長

篠崎直人課長

北イタリアの農地の様子

北イタリアの農地の様子

 ●伊で実証、トマト生産効率化
 水不足による生産適地の減少など、気候変動は、加工用トマトの生産各地にも影響を与えている。こうした課題を解決するためカゴメと日本電気(NEC)、両社による合弁会社DXAS Agricultural Technology LDA(DXAS)の3社は、AIを活用した加工用トマトの営農支援などに取り組む。このたび、NECの農業ICTプラットフォーム「CropScope」を初導入した北イタリアで、節水と収量増の両立に成功した。

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