明治HD、母乳中成分に精神発達との関連発見 鍵は「NMN」

 明治ホールディングス(HD)は24日、母乳中に含まれる成分と、その母乳で育った子どもの精神発達の関連を見いだしたと発表した。明治と東北大学東北メディカル・メガバンク機構との共同研究からわかった。母乳に含まれる「ニコチンアミドモノヌクレオチド」(NMN)の濃度が鍵で、母乳中のビタミンであるナイアシンとその関連物質を定量し、関連物質の中でNMNが子どもの精神神経発達指数と関連することを明らかにした。今回の研究結果は、乳幼児のより良い成長・発達に役立つ知見となることが期待される。

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