全国味噌特集:九州地区=地域産原料、一つの鍵
2025.09.24
九州味噌業界を見渡すと、前年比実績でみた際に「数量が厳しい」という声をよく聞く。そのような中で、原料産地にこだわった商品には根強い支持がある。例えば、マルヱ醤油の「九州産原料あまくち」。毎年売上げが伸び続けているという。好評さを踏まえ、同社は今年減塩…続きを読む
近年は九州企業の間で、つゆの新商品があまり出てこない。かつては小売店舗で、シーズンに合わせた大量陳列も盛んに行われていた。 ただ現在は、その規模が縮小傾向にある。現実的には、スペースを確保しやすい大型店がメーンとなる。新商品を育成する難しさは、ます…続きを読む
九州地区のつゆも、消費者の用途スタイルが多様化してきたことで、容量の種類は幅広くなっている。具体的には、300ml、500mlなどの中容量レギュラーサイズ、800ml、1000mlといった大容量サイズがある。割安感のある大容量商品へのニーズは、一時期…続きを読む
濃縮とストレートに関しては、九州内でも企業によって対応が分かれる。ストレートは全国メーカー商品が一定のシェアを確保。価格面でも競争が激しく、九州メーカーでは近年終売に踏み切る動きも目立ち始めた。そのような中でも、依然として根強い人気を集めるのが、ヤマ…続きを読む
◇九州メーカー動向 ●タルタルソースの堅調続く ヤマエ食品工業の主力品「空飛ぶ玉ねぎ使用ノンオイルドレッシング」は、優しい甘さと程よい酸味が特徴だという。キャップは玉ネギのイメージを大切にするため、緑色で仕上げている。 グループ会社である宮崎戸…続きを読む