明日をよむ インテージ・マーケティングコラム(39)氷菓
2024.12.18過去最高ともいわれる暑さを記録した2024年の夏。冷たいアイスを食べて、酷暑をしのいだ人も多いのではないだろうか。 アイスは大別して、乳固形分の割合が高い順に「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」に分類される。今回はこれら4種類…続きを読む
昨今の値上げの影響で、食品業界ではさまざまな品目で販売個数の拡大が頭打ちとなっている。そのような中、2023年に市場を回復したのがふりかけ業界だ。 全国約6000店舗の小売店販売データを持つインテージのSRI+データで、過去5年のふりかけ市場の動向…続きを読む
日本食糧新聞社が主催する食品産業文化振興会は8月20日、講師にインテージデータサイエンス部チーフデータサイエンティストの篠原正裕氏を迎えて「生活者の価格受容性から考える『成功する値上げ・失敗する値上げ』」をテーマに東京・入船の食情報館で例会を開催した…続きを読む
SPI(全国店頭プロモーション調査)という小売店の店頭実態を表すパネルデータがある。SPIとは、調査員がSRI+(全国約6000店舗より収集している小売店販売データ)対象の一部店舗を毎週末訪問し、店頭状況を調べる調査で、山積み(定番棚以外の売場を指す…続きを読む
●税法改正、購買に変化 酒税法改正で消費者の購買行動に変化が生じている。酒税は2020年10月、23年10月、26年10月の計3回改正される。ビール類の酒税は最終的には全て統一される。直近の23年10月の改正後にはどのような変化があったのか、消費者…続きを読む
●父の日に店頭露出増える 毎年、父の日が近くなると「焼肉のたれ」の店頭露出が増える傾向がある。SPI(全国店頭プロモーション調査)※1によると、スーパーマーケット(全国220店)で直近3年(2021~23年)における年間(年末年始週を除く51週)の…続きを読む
●若年層減少で市場減速 近年、エナジードリンク市場(※)は著しく成長を続けてきたが、ついに頭打ちとなったようだ。 全国約6000店舗より収集している小売店販売データのSRI+データによると、2023年1~12月のエナジードリンクの販売容量は前年比…続きを読む
コロナ禍を経て高まった健康志向は、今後も継続していくとみられる。インテージヘルスケアリサーチディレクターの田村選矢氏によると、24年の注目ヘルスベネフィットは「免疫力改善」だと予想する一方、若年層ニーズ獲得には「栄養バランス」が鍵になるという。田村氏…続きを読む
●チョコレート販売の山 「菓子」と聞いたとき、どういったジャンルを思い浮かべるだろうか。スナック菓子や煎餅、和・洋菓子もあるが、実は販売規模が一番大きいのはチョコレートだ。そのチョコレート市場が最も盛り上がるのがバレンタインデー。SRI+(全国小売店パ…続きを読む