◇三菱食品・山口勉執行役員中部支社長 ●従来以上に信頼関係を --2024年を振り返ってみて、どのような年だったか。また、これまでの業況や売上げの動向、消費者の動向についてどのようにみている。 山口 業況は前年並みに推移するものの、消費マインド…続きを読む
◇三井物産流通グループ・三井食品ユニット中部支社 苅野尚人支社長 ●早期にシナジー発揮 きめ細かくニーズ対応 --24年を振り返って印象的だった出来事は。 苅野 昨年は新年早々に令和6年能登半島地震、羽田空港での飛行機事故など無常・非常な災害、…続きを読む
●独自企画通じ存在感 具体性のある提案推進 --今期(25年3月期)ここまでの状況は。 菊池 物価高で市場環境の厳しさが増す中でも、売上げは前年をやや超えて推移している。一方、利益は物流費や人件費などの周辺コストの上昇が影響して厳しい状況が続き、…続きを読む
●中計重点3分野注力 低重心経営で目標必達 --24年の市場動向を振り返って。 佐藤 景気は緩やかに持ち直したが、原材料高や為替の影響、エネルギーや人件費高騰による物価高で実質賃金は低迷し、個人消費は弱っている。 特に食品に対しては、消費者の生…続きを読む
●生ごみ処理機「ポイト」 --今期の状況は。 谷口 全社売上げが前年比約2%増で推移しているものの前期の勢いは感じられない。特に5月の大型連休明けから9月あたりまで売りが芳しくなかった。しかし昨年の帳合変更の8月ごろの一巡もあり10、11月から回…続きを読む
●トレンド合致の提案を --前期(24年12月期)を振り返って。 盛田 当社前期の売上げは酒税改正や値上げなどに伴い、前年を超える数字となった。さらに利益に関しては高付加価値商品の提案やコスト削減などの結果、過去最高益を記録。一時、厚労省が2月に…続きを読む
●一層の事業拡大目指す --前期の状況は。 永津 食品全般の値上げ基調が続き生活者の節約志向は根強く、エネルギーコストの高止まり、雇用・所得環境の改善による人件費上昇、物流費上昇など、引き続き厳しい状況が継続したのではないだろうか。加えて環境対応…続きを読む
●3温度帯を備え効率化 --今期の状況は。 青山 ここまでの売上げは、おおむね前年超えで推移している。引き続き、期末に向けてしっかりと積み上げていきたい。堅調な要因には、昨年と同様に業務用、外食店の回復などが挙げられる。取引先によってはコロナ禍前…続きを読む
◇松浦商店・松浦浩人代表取締役社長 昨年は、原材料費、人件費、水道光熱費など、さまざまな経費の上昇が引き続き経営を圧迫する状況にあった。このような困難な環境の中でも、「付加価値づくり」に注力する経営方針を掲げ、地域の名産品や特産品を活用し、駅弁職人…続きを読む
◇遠鉄ストア・宮田洋代表取締役社長 昨年24年は過去最高の営業収益を記録した前年を超えて推移した一方、人件費や水道光熱費などのコスト上昇によって総合的には厳しい一年だった。今後もコスト上昇は続くと懸念しており、従来のやり方では収益確保が難しい。そこ…続きを読む