赤城乳業の23年12月期は、前年を10%上回り、過去最高となる売上高570億円で着地した。記録的猛暑や価格改定による単価アップなどを背景に、主力商品が大きく伸びた。迎えた今期は、既存ブランドのブラッシュアップを進め、市場浸透率のアップを推進。 特に…続きを読む
明治の24年3月期第3四半期の市販用アイスクリーム事業は、前年比10.6%増の373億円で着地した。主力のロングセラーブランド「明治エッセルスーパーカップ」(エッセル)が同2桁増で好調に推移。迎える来期は同ブランドの30周年イヤーに当たり、キャンペー…続きを読む
●40周年企画を柱に成長 ハーゲンダッツ ジャパンの23年12月期は、前年比2%増の517億円で着地した。4月に価格改定したが、新機軸商品の投入や共感醸成に注力した施策で前年を上回った。今期はユーザーニーズに「寄り添う」ブランドとしての進化へ注力。…続きを読む
森永乳業は25年3月期、「ピノ」「パルム」「モウ」(PPM)の主力3ブランドで、第1四半期のスタートダッシュを狙う。顧客満足度をより高めるリニューアルや、人気キャラクターとのコラボ施策などを通じて商品価値をアップ。今期高まった需要を堅持し、さらなる成…続きを読む
江崎グリコは24年12月期の商品戦略としてブランドの基本価値強化と、健康価値の提案強化を両軸に据える。顧客満足度を高めるとともに、新需要の掘り起こしで習慣的な使用を喚起する商品開発・プロモーションを進める。中でも健康系アイス「SUNAO」には、3種類…続きを読む
ロッテは25年3月期の春季戦略として、「クーリッシュ」「レディーボーデン」「ZERO」の3ブランドを特に強化していく。家族での楽しみ・手軽にぜいたく・セルフケア--の3領域の消費インサイトに照準を合わせ、新商品の投入やプロモーションの効果的投下を進め…続きを読む
日本アクセスは24年度、これまでも注力してきた「垂直立上」戦略をさらに強め、アイスクリーム市場の拡大を目指していく。新商品の情報鮮度の高いうちに売り込む同戦略と絡め、各社の主力既存ブランドを同時に売り込み、売場への消費者導線形成を推進する。「フローズ…続きを読む
2023年度(23年4月~24年3月)のアイスクリーム市場は、6000億円規模へ到達する見込みだ。史上最も暑い年となった環境要因を背景に、各社の定番品やロングセラーブランドが大きく伸長。各既存ブランドのシーズナルフレーバーも奏功し、ノンユーザーからの…続きを読む