新製品の「パスタキューブ」は独自成分で麺の決着を防ぎ、“ワンパン”調理が誰でもできる。味の素社の商品説明は必ず独自が誇られ、人財・技術投資を先行する自負が感じられる▼トップアスリートの強化支援事業の「ビクトリープロジェクト」もその一つ。海外では栄養サ…続きを読む
年末年始の取材で、あらためて「人口減少」というキーワードを多く見聞きした。業種業態によってとらえ方はさまざまだが、大手製造業では国内基盤は強化しつつ、投資先や売上げ拡大の成長は海外という方向性を打ち出す企業も多い▼グローバルへの価値の置き方もさまざま…続きを読む
今年も豪雪に悩まされるシーズンがやってきた。初冬の少雪傾向から一転、年明け以降周期的に襲ってくる寒波でドカ雪続き。除雪しても際限なく積もる雪に思わず恨み節を吐く▼朝、自宅前の雪かきを終え出勤すると、今度は会社駐車場の除雪作業が待ち構える。幹線道路は道…続きを読む
2月3日「節分」、招福を祈願し、恵方に向かい無言で巻き寿司にかぶりついた読者も多いだろう。恵方巻きの起源は明らかではないが、ここまで全国区の催事になったのは海苔業界の尽力があったからこそ▼国内の海苔生産量は年々減少し、前年度は約48億枚と51年ぶりに…続きを読む
「もしトラ」が現実味を帯びてきた。もしも、トランプ氏がアメリカ大統領に返り咲いたら--。ウクライナ情勢やパレスチナ問題で混乱する世界に新たな火種がまかれると、国際社会は戦々恐々だ▼「前トラ」で論争の的となった一つが、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パ…続きを読む
短くて何気に気ぜわしい2月がやってきた。干瓢を炊いて寿司をまき、味噌を仕込む。ひな人形も飾らねば。どれも正解しているか分からず、少々面倒に感じる、年に一度の行事準備だ。おまけに6歳の娘が手作りバレンタインもといいだした▼恵方巻きは酢飯が多いと晩酌に向…続きを読む
世界遺産の島・宮島の昨年1年間の来島者数が前年比164%の465万2000人と過去2番目となった。過去最高を記録した2019年の465万7000人に約5000人足らなかったとはいえ、過去最高に迫る記録となった▼宮島では22年12月に厳島神社のシンボル…続きを読む
年明け以降、悲しくて切ない出来事が多いだけになるべく明るい話題を。コロナ禍の収束でインバウンド需要は回復し、大阪はにぎわいを見せている▼特に大阪ミナミエリアではコロナ禍は閑古鳥が鳴いていたが、現在は異国かと見間違うほど、アジア人を中心とした海外観光客…続きを読む
花椒(ホアジャオ)などのしびれるような辛さが特徴のスパイスは、一時のシビ辛ブームからここ数年は市場に安定して定着した。麻婆豆腐や汁なし担々麺といった外食メニューだけでなく、家庭での炒め物や鍋などの使用が進む。花椒の拡大でサンショウの需要も増加している…続きを読む
街への思いは個人的な思い込みによる傲慢(ごうまん)なものだ。酢漬けのキャベツが食べ放題だった「タカオカカレー」が閉店してから東京・神保町は、私にとっての神保町ではなくなった。それでも、田村書店がある、ランチョンがあると納得させていたが、田村書店のご主…続きを読む