ホテルブランドのプレミアム調理食品を手掛ける帝国ホテルキッチンは、主力品「帝国ホテル ホテルマーガリン」の23年度売上げが前年比4%減となった。紅花油など原材料やエネルギー価格高騰により、21年に続き22年末に再値上げを実施した影響で、販売回転率が鈍…続きを読む
ミヨシ油脂は強みである製パン分野に加え、リテール分野や外食、加工食品市場向けでも製品開発を推進。近年ではプラントベースブランド「botanova(ボタノバ)」や、食品ロス削減に貢献する「ミヨシのSDFOODs」などで注目を集めている。今夏秋は、少量添…続きを読む
創健社は健康とおいしさを両立する高付加価値製品を多数展開、マーガリンでも「べに花ハイプラスマーガリン」「発酵豆乳入りマーガリン」を展開し、いずれもヘビーユーザーの支持を獲得している。23年度関連事業は、9月の「べに花ハイプラスマーガリン」の大容量品(…続きを読む
明治は24年度、プレーヤーが減少する市場環境の中、ユーザー堅守へ戦略展開する。マーガリン類の価値訴求を強め、わかりやすい発信を推進。キャンペーンなどを通して、利便性への気付き機会を提供する。市場シュリンクの食い止めへ、各種施策を進める。 23年度の…続きを読む
丸和油脂はスピード感と小回りの利いた製造・開発体制で、業界屈指の多彩な製品群を展開。トレンドや需要に対応するアイテムを柔軟な視点で開発・製品化し、家庭用・業務用両分野で最終市場や生活者に貢献している。今夏秋は、好調の「珈琲所コメダ珈琲店」監修「ピーナ…続きを読む
不二製油では、優れた植物性油脂と乳化・発酵技術を生かした加工油脂製品群を多数展開している。トレンド分析や市場調査を反映させた活性施策に加え、世界初の大豆分画技術「USS製法」を生かした独自の製品開発や、強みであるチョコやチョコレート用油脂との複合提案…続きを読む
日清オイリオグループの23年度の加工油脂事業は、国内は販売数量・利益ともに前期を大きく上回り、黒字回復した。製菓や乳業分野での新規取引獲得や、かねてから取り組んできた価格改定の実現、原料価格の落ち着きやコスト減などが寄与した。今期も引き続き、高付加価…続きを読む
カネカは原材料調達で厳しい状況が続くユーザーの製品戦略に柔軟に対応し、多様なマーガリン・加工油脂アイテムの提案を進める。各品の特性を生かして提案を進め、人手不足など課題解決を推進。製パンでのトレンドに合わせて、コストダウンや作業効率化をアシストしてい…続きを読む
ADEKAは24年度、成長が続くホテル、レストラン、カフェなどのHoReCa市場へ向け、「デリプランツ」シリーズのアプローチを強化していく。定着へ向けて、新製品やメニュー、アプリケーションの提案を積極推進。食品ロス削減や作業効率化需要の高まりから伸長…続きを読む
雪印メグミルクは、24年度、140~160gの小型化戦略を継続して注力し、市場ニーズの充足へ取り組む。個食に対応して常備できる容量で、家庭内の個別嗜好(しこう)に対応していく。主軸の大容量品では、増量キャンペーンなどを展開。俳優の木南晴夏を起用した新…続きを読む