新年度の始まりとなる4月は、食品界の経営に影響を及ぼす制度や仕組みの変化が相次ぐ。昨年4月の「2024年問題」から1年を経て、1日付で改正物流効率化法(改正物効法)が段階的にスタート。厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」を5年ぶりに改定したのを受け、…続きを読む
全日本菓子協会が1日に公表した2024年の菓子生産金額と小売金額(推定)は、過去最高を更新した。生産金額は前年比4.1%増の2兆7886億円、小売金額は同5.3%増の3兆8785億円で4兆円の大台に迫った。飴(あめ)菓子がグミの好調を追い風に、小売金…続きを読む
ボーキ佐藤の2024年12月期決算は酒類、食品値上げに伴う価格転嫁の遂行やローカルチェーンを中心とする得意先との間でメーカー帳合を増やしたことなどから、売上高1251億円3322万円(前年比3.3%増)、売上総利益96億4715万円(同3.4%増)、…続きを読む
【関西】ニコニコのりが6月2日出荷分から、海苔製品を中心とした家庭用NB商品約80アイテムの価格改定を実施する。量目などの規格変更も含む。改定率は卸売価格で10~40%。 「一昨年度、昨年度の不作で在庫薄の状況から3期連続の大不作が確定的となり、 …続きを読む
理研ビタミンは7月1日納品分から、業務用商品の一部について価格改定を行う。対象商品はドレッシング79品目、中華調味料・洋風調味料など13品目の計92品目。値上げ幅は約4%~11%。(金原基道)
日清オイリオグループは、「日清炊飯用油TK15kg缶」の販売を強化している。 炊飯用油とは、炊飯時に油を入れることで炊飯時の釜離れを促し、歩留まりを良くする。また、油脂がコメをコーティングすることで、時間が経過した時のパサつきを抑える効果もある。そ…続きを読む
愛知県犬山市の食品包装資材メーカーのリスパックは3月5~6日、名古屋市中小企業振興会館・吹上ホール(名古屋市千種区)で、岐阜プラスチック工業との共同展示会「リスグループNEXT 2025 SPRING」を開催した。5日の名古屋会場を皮切りに仙台会場、…続きを読む
三島食品名古屋支店の2024年12月期は売上高が前年比約8%増となっており、増収増益で着地している。さまざまなモノの価格が上がったことで節約志向が強まり、ふりかけの需要が高まったほか、業務用商品の値上げ効果などが全体的な好調の要因となった。市販品につ…続きを読む
六甲バター名古屋支店の前期(24年12月期)の業績は主に学校給食でのメニュー切り替えや提供回数の減少の影響を受けて、前年比微減で着地した。一方、外食や老健メディカル、メーカーなどへの原料供給といった業態が前年を超えて好調に推移。4月には原材料価格など…続きを読む
バレンタインの楽しみ方が多様化する中、今年は消費者の購買チャネルの使い分けが一段と鮮明化した。KSP-POSの全国スーパー実績(2025年1~2月)によると、食品スーパーの今年のバレンタイン菓子売上げは金額6.1%減、数量11.8%減と続落した。カカ…続きを読む