調査は長野・山梨両県内の食品関連企業約80社を対象に、2024年11~12月にかけて書面アンケートや聞き取り取材などで実施。34社(製造23社、卸6社、小売5社)から回答を得た。 ●値上げの手応え 厳しいコスト環境にさらされる食品業界。今後もさら…続きを読む
天候不順による国産キャベツの不作・高騰が深刻化する中、カット野菜最大手のサラダクラブがキャベツ製品の内容量変更に踏み切る。17日納品分から「千切りキャベツ」など主力品目で内容量を15~25%引き下げるとともに、出荷数量を一定程度制限し、供給継続に努め…続きを読む
兵庫県手延素麺協同組合は今春から全品目で5%の値上げを実行するとともに、今年は新商品の発売を計画する。十分な供給体制を維持し、商品の品質をこれまで以上に追求する一方、生産者に設備投資を提案することで生産効率の向上を促し、後継者の育成につなげる。10年…続きを読む
全国小麦粉卸商組合連合会(全粉卸)と東京小麦粉元卸協同組合(東京元卸)は8日、東京都内の鉄鋼会館で新年賀詞交歓会を開催した。開催に当たって、全粉卸の川上俊行会長は「業界は厳しい環境が続くが、小麦粉の配送を問屋の使命としてしっかりと取り組んでいきたい」…続きを読む
東京都漬物事業協同組合(東漬協)は7日、東京都内のホテルで「令和7年 新年賀詞交歓会」を開催した。冒頭のあいさつで、関口悟理事長(関口漬物食品社長)は「振り返ると昨年は梅の凶作に見舞われ、現在も白菜やキャベツ、大根などの原料不足を痛感している」と述べ…続きを読む
「RDS」=マーチャンダイジング・オン社が運営するスーパー、ドラッグストアなど、277企業6054店のPOS情報から集計された市場データサービス * マーチャンダイジング・オン社は独自のロジックで、RDSスーパー業態の全収集店舗169社33…続きを読む
日清食品は6日、4月1日の出荷分から即席カップライス製品の価格改定を発表した。エネルギー費、物流費などの上昇に加え、主要原材料のコメの価格高騰が続いていることが要因。対象は「日清カレーメシ」シリーズや「ぶっこみ飯」シリーズなどで、「完全メシ」シリーズ…続きを読む
【中部発】度重なる値上げの影響を受け、24年の年明けから比較的安価な手作りパンの人気が上昇した。さらに8月ごろからコメ不足やコメの値上げに伴い、手作りパンの進化系「こねないパン」が注目を浴びている。料理レシピサービス「クックパッド」が発表した24年の…続きを読む
ニッスイは3月1日納品分から、家庭用のすり身製品102品の出荷価格を3~10%値上げする。24年12月25日発表した。人件費の増加、燃料、包装資材費および物流費の上昇、原材料の価格高騰が続いているため。主原料である北米産スケソウダラすり身の価格は2年…続きを読む
紀文食品と紀文西日本は3月1日店着分から、惣菜商品(玉子加工品、中華まんじゅうほか)を値上げする。鶏卵や畜肉、小麦粉など原材料価格の上昇、包装資材費、物流費、エネルギー費、人件費などの価格が上昇しており、今後もこの状況は続くと判断した。価格改定率は約…続きを読む