カルビーの24年3月期第3四半期(23年4~12月)までの国内シリアル事業は、売上高が194億8300万円で前年比4.3%増となった。23年10月以降の増量キャンペーンなどの販促活動や企画商品の「フルグラ ブラックサンダー味」などの投入が奏功した。 …続きを読む
●製品・販促ブラッシュアップ 日本ケロッグの24年シリアル事業戦略は、消費者動向・ニーズを意識した商品ブラッシュアップとプロモーションを展開する。ロイヤルユーザーから継続的に支持してもらえる施策に加え、一つひとつの商品・施策における訴求メッセージを…続きを読む
●ニーズに合わせた価値伝える 日本食品製造は日本で初めてコーンフレーク、オートミールを製造したシリアルメーカー。1918(大正7)年に設立し、昨年105年を迎えている。同社は健康的な食生活の貢献を目指しており、国内で唯一、オーガニックのシリアル製品…続きを読む
●創業100周年 楽しさと健やかさ提供 日清シスコの24年3月期第3四半期(23年4~12月)までのシリアルカテゴリーの実績は好調に推移した。特に「シスコーン」の伸長がけん引した。 日清シスコの2024年は、創業100周年をフックに、総合シリアル…続きを読む
オートミールは、「主食」の一角にくい込むことが期待されており、コロナ禍以降急速に市場が拡大し、インテージ社による推計販売規模は19年の約6億3000万円が22年には約78億1300万円と約12倍と驚異的な成長を遂げた。これまでの、コーンフレークやグラ…続きを読む
シリアル市場はコロナ禍以降、シリアルのさまざまな価値の中で、「おいしさ」や「栄養バランス」に優れる点が評価され、大きく伸長し、日本スナックシリアルフーズ協会公表の出荷金額は、20年に前年から約40億円増の588億円、21年は約34億円増加して622億…続きを読む
2023年のシリアル市場は、22年に続き軟調で推移したもよう。コーンフレークは好調に推移し、グラノーラも価格改定の影響で金額ベースでは健闘したが、数量ベースでは苦戦した。好調だった、オートミールも「踊り場」に入ったことで、市場全体のプラス成長を果たす…続きを読む