内田洋行「課題の見える化」IT導入事例
2024.12.02内田洋行は基幹業務システム「スーパーカクテル(SC)シリーズ」を発売し20年を迎える。特に食品業に多数導入され、食品業の抱えるトレーサビリティーや原価把握などの課題を「見える化」し、ICTで解決してきた。SCの最新導入・成功事例をシリーズで紹介する。…続きを読む
味の素食品は、味の素グループの調味料や加工食品の製造・包装を手掛けており、全量を味の素に納める。国内工場は神奈川県・川崎市、三重県など3拠点あり、約2000人が就業する。同社では、少子高齢化による人手不足を補完するため、積極的なデジタル化を推進してい…続きを読む
◆計量ミス・誤投入を防止 花かつおを中心とした水産加工食品メーカーのマルトモは削り節、煮干し、だしの素、めんつゆ、チルド商品など多岐にわたる製品を扱っている。現在、愛媛県内に5工場、宮城県に2工場を構え、自社製品の製造と販売を行う。2021~23年…続きを読む
神奈川県平塚市で製麺業を営む麻生は1947年に創業し、月間100万食の中華麺を、神奈川を中心に近隣県の外食市場に販売する。顧客から関連食材や雑貨供給の要望もあり、業務用食材卸など新たな機能を備え、現在は、売上げ32億円の総合商社に成長している。新型コ…続きを読む
◆麺食文化の後世継承に努力 1907年創業(1935年設立)のカネス製麺は、揖保乃糸(兵庫県手延素麺協同組合)の生産者兼地元特約店であり、さらには、そうめんやそばなど機械製の乾麺の製造、販売も行っている。カネス製麺全体の売上げは、金額ベースでは揖保…続きを読む
◆水平展開で海外比率高める 宮崎県で鶏卵業を営むフュージョンは、世界の養鶏情報を取り入れ、最先端の機械を用いて、最も厳しい衛生管理を行うことで、国内大手の食品メーカーや量販店などとの取引を可能にしている。ヒナから採卵、パック詰めまで一貫した商社機能…続きを読む
◆次代へのバトンつなぎに奮闘 おかき屋辰心を経営する竹新製菓は、戦後の1946年にアイスキャンデーの製造で創業し、コメ、海苔、たまり醤油などが地元で採れることから米菓の製造販売をなりわいとして今日に至る。売上げの9割があられやせんべいなどの製造や卸…続きを読む
◆業務効率向上 手作業から脱却 イケダヤ製菓は、ジャガイモ、サツマイモ、タピオカなどを原料としたでんぷんを使用したせんべいの製造・販売をなりわいとしている。経営環境は水産原料不漁やでんぷんの価格上昇により厳しくなり、地野菜を生かした商品が地域の土産…続きを読む