小泉進次郎農水相は27日の会見で、昨日から始めた政府備蓄米の随意契約による小売業者への売渡しについて、すでに午前9時の時点で計19社、9万824tの申し込みがあったと明らかにした。また「早ければ一部の事業者が今日明日にも契約を完了し、29日の引渡しに…続きを読む
備蓄米の流通が滞り、米価高騰に歯止めが掛からない。大手米穀卸は原因として、さまざまな制約や規制の存在を指摘。コメ騒動の再発防止として、補助金で需給・価格をコントロールする現行の農政見直しを求める声も聞かれ始めた。 農林水産省が16日、政府備蓄米流通…続きを読む
記録的なコメのひっ迫・高値解消を目指し、農林水産省は16日、政府備蓄米(備蓄米)の流通ルールを見直したが、根拠となる直近の状況を公表した。3月10~12日と26~28日の第1・2回入札会で、落札した集荷業者に売り渡した約21万tのうち2万0073玄米t…続きを読む
イオンは来月6日から順次、米国カリフォルニア産のカルローズ米を100%使用の新商品「かろやか」を発売する。コメが手に入りにくい都市部を中心に、イオン、イオンスタイルの店舗などで4kg税抜き2680円で販売する。取扱量は約1万4000t。4月に国産と米…続きを読む
農林水産省は16日、市場に供給した政府備蓄米(備蓄米)の流通円滑化に向け、より迅速に消費者に届くルールに変更した。備蓄米はこれまで3回の入札で合計31万tを集荷業者に売り渡し、5月以降も夏まで、毎月10万tの入札を実施する計画だが、小売店での早期(1…続きを読む
江藤拓農林水産大臣は24日、報道関係者を対象にした政府備蓄米の試食会を省内で開き、同一銘柄の22、23、24年産米3種の間に食味の差がないことをアピールした。試食は各年産米を同一の条件で炊いた米飯を並べ、何年産かを伏せて行った。記者14人中、直近の2…続きを読む
江藤拓農林水産大臣は14日、コメを取り扱う主要な卸・小売団体トップを集め、毎月行うこととした政府備蓄米の放出について意見を聞くとともに、コメ価格の高止まり解消に向けた取り組みを話し合った。石破茂総理からの指示を踏まえたもので、江藤農相は「一日も早く、…続きを読む
昨年後半からの米価大幅高騰にもかかわらず、スーパーのコメ販売数量は好調だ。RDS-POSデータ(マーチャンダイジング・オン社)の全国スーパー実績によると、昨年7月~今年1月、コメとその関連商品全体で平均単価が前年比43.9%上昇、販売数量も同10.7%…続きを読む
越後製菓は7日、包装米飯製品・コメ製品の価格改定と新規格製品の発売、一部製品の休売を発表。価格改定は7月1日出荷分からとなる。同社は昨年12月にも原料コストの上昇などを受け価格改定を行ったが、その後も原料米高騰が続き、さらに物流費や包材費・人件費など…続きを読む
今回のコメ騒動について、最大手の神明ホールディングス(HD)の藤尾益雄社長は「かねて近い将来、コメの不足・高騰を予想していたが、こんなに早くやってくるとは」と驚きが隠せない様子だ。一方、幸南食糧の川西孝彦社長は「コメが当たり前に食べられる未来が揺らい…続きを読む