日本コカ、「カフェインフリー・ダイエットコーク」3月下旬から関東地区発売
日本コカ・コーラ㈱(東京都渋谷区、03・5466・8250)は、3月下旬から第三のコーラ飲料「カフェインフリー・ダイエットコーク」(三五〇㍉㍑缶、小売一一〇円)を関東地区で新発売した。
同ダイエットコークは、カフェイン、砂糖を含まないコーラ飲料。一〇〇㍉㍑当たりの熱量は一㌔カロリー未満。甘味料は砂糖の代り、アスパラテームと加糖入り。味はオリジナルコカ・コーラと変わらないようさっぱりした味に改良した。すでに米国を始め、欧州、オーストラリアで販売されており、日本では初めて発売されたもの。
「コカ・コーラ」「コカ・コーラライト」に次ぐ第三の製品。
発売の背景は、主力ブランドのコカ・コーラのラインナップをより一層強化することと、多様化する消費者に対応するためで、特に、日常の摂取エネルギーをコントロールしたい、またカフェインが気になるという人には適した飲物といえよう。
同社では「この製品は、すでに米国、欧州、オーストラリアなどで販売されているが、世界的な低カロリー志向の高まりのなかで好調な売れ行きを示している。日本でこの製品を導入することによって、多様化する消費者ニーズを満たし、また、熱量が一二㌔カロリー未満のコカ・コーラライトによって築き上げられた低カロリー飲料市場全体の拡大にも貢献できると期待している」と語っている。
製品仕様は容量三五〇㍉㍑缶、一ケース二四缶入り、小売一一〇円。
発売日‐3月19日から三国コカ・コーラボトリング、9月23日から利根、東京、富士の各ボトリング会社。