宝酒造㈱（京都市下京区、０７５・２４１・５１２２）は、宝焼酎スーパー「純」を６月上旬から全国で新発売した。容量は七二〇㍉㍑、五〇〇㍉㍑のオリジナルガラスボトル入りで、それぞれ二〇度、二五度、三五度がある。

蒸さずに熱風で瞬間的に処理した大麦を使用して仕込むヒートプラスト製法を導入し富士山麓の湧水を割り水として製造した甲類焼酎。今年３月から４月にかけて実施した「純」発売一五周年記念キャンペーンの賞品として開発したものを商品化した。

メーンターゲットは三〇代の男性で、いいものを見抜く確かな目を持つ世代のニーズに応える。ＣＭタレントには舘ひろしを起用して、架空の会社石原電気株式会社の仕事熱心な係長という設定のストーリーで、メーンターゲットの三〇歳代男性の共感を獲得したい考え。

同社では「品質かイメージともワンクラス上の宝焼酎スーパー・純を新発売することによって、既存商品の再活性化、さらには甲類焼酎市場全体の拡大を期待したい」と話している。

卸五三八円、小売七〇〇円（七二〇㍉㍑二〇度）、卸六一五円、小売八〇〇円（七二〇㍉㍑二五度）、卸七八五円、小売一〇〇〇円（七二〇㍉㍑三五度）、卸三八五円、小売五〇〇円（五〇〇㍉㍑二〇度）、卸四三八円、小売五七〇円（五〇〇㍉㍑二五度）、卸五六六円、小売七二〇円（五〇〇㍉㍑三五度）