味の素（株）（本社=東京都中央区、０３・５２５０・８１８０）は４月中旬から、家庭用食用油の新領域として、味の素「炊飯油・つやつや炊き」を全国へ発売する。

同品は洗米後、少量（コメ二～四合に小さじ一杯=五ｃｃ）を加えるだけで、ご飯一粒一粒をふっくらつやつや炊きあげ、風味も良好に仕上げる商品。同社独自の技術により、炊飯時の分散性がよく、油の膜がご飯粒をまんべんなくコーティングし、炊きたてのおいしさを長持ちさせる。

炊飯油では、同社は昭和６３年から業務用商品として販売し評価されている。さらに家庭用を発売することで、油脂の新しい市場を広げている。

▽味の素「炊飯油・つやつや炊き」=まんべんなくコメに広がるので、ご飯一粒一粒をむらなく薄くコーティングし、ふっくらつやつやに炊きあげる。水分の飛散を抑え、パサつきを防ぐ。ご飯のほぐれがよく、釜やしゃもじへのこびりつきがほとんどない。

容量・荷姿一五〇ｇ、一五本×二。メーカー希望小売価格二三〇円。賞味期間は未開封の状態で一年半。

〈ワンポイント〉コメに関連した新分野開発商品として期待。