サッポロビール、ヱビスビール「恵比寿の歴史」4品12月末まで発売

酒類 1994.10.19 7778号 12面

サッポロビール(株)(東京都渋谷区、03・5423・7204)は、ヱビスビール誕生の地である東京・恵比寿工場跡地が8日から、新複合都市「恵比寿ガーデンプレイス」として生まれ変わり、本社も銀座から移動するのに併せ、「ヱビスビール〈恵比寿の歴史〉」四品種を現行品在庫消化の9月下旬から12月末まで発売している。

「ヱビスビール」は明治23年に発売され、戦中の休止期間を経て昭和46年に復活。「本格的なドイツタイプのビール」と愛飲されてきたが、近年は若者を中心に愛飲者が増え、昨年は前年比二%増、今年も1~8月で前年比一二%増と好調で、プレミアムビールとして大健闘している。

今回発売の同品は、缶ビールの片面とびんの裏ラベルに、“街の名になった「ヱビス」”の歴史と「恵比寿ガーデンプレイス」の全景がイラストで描かれている。

小売価格は従来品と同じ。大びん一本三五〇円、中びん同二九五円、缶三五〇ミリリットル一缶二四〇円、缶五〇〇ミリリットル同三一〇円。

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