（株）ダイエーのプライベートブランド（ＰＢ）食品の一つ「セービング・のむヨーグルト」（一〇〇〇ミリリットル）が「販売量拡大から工場の稼働率がアップ」したこと、いわゆる製造コストダウンにつながったことを理由に、既存価格を三〇円値下げ、小売一八八円の新価格で、２４日からグループ八七三店で発売する。

同商品の旧値は二一八円であり、三〇円値下げしたことでさらに販売拡大を狙うもの。年間予定販売量は約三〇〇万本、同金額で約五億七〇〇〇万円。

価格引き下げだけでなく品質面も「酸味を押さえたマイルドな風味にリニューアルした」という。

ヨーグルト関連商品は健康意識が高まる中、年々需要を伸ばしており、各有力スーパーも品揃え強化策のカテゴリーとしている。

同社は量販効果で単品製造コストダウンにつながれば商品によって、可能な限り価格は適時、是正していく方針、としており、ナショナルブランド（ＮＢ）メーカーとの納入条件交渉などで微妙な影響を与えていくものとみられる。