日商岩井食料（株）（東京都中央区、０３・５６４１・４０８０）は２０日から、イタリアを代表するパスタメーカー、アネージ社の「エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」を都内百貨店、高級スーパーで新発売した。

アネージ社は一八二九年の創業以来、本場イタリアで「最もおいしい」「トップクオリティー」という評価を得ているプレミアムパスタメーカーで、もともとセモリナ（デュラム小麦の小麦粉）メーカーとしてスタートし、製粉からパスタ加工まで一貫して生産している。パスタ生産量はイタリアで第三位。

「エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル」は、素材の良さを生かすことにこだわり続けてきたアネージ社が、イタリアを代表する高品質なオリーブオイルの三大産地の一つ、ウンブリア州の良質オリーブを丹念に手摘みし、収穫後すぐに石臼でコールド・プレス、その上澄みだけをびん詰めした一番搾りである。科学的な処理は一切無く、動脈硬化などの原因といわれる遊離脂肪酸が極めて少ないなどの特徴を持っている。　豊かな味わい、そして深い色合いと香りはこうした伝統製法により初めて可能としている。サラダや野菜はもちろんパスタ、肉料理などにも最適である。

内容量二五〇ミリリットル（二二九ｇ）、標準小売価格九八〇円。

日商岩井食料は、昨年から日本の家庭用マーケットにおいて「アネージ」ブランドのロングパスタ、パスタソースで本格展開を開始し、今年３月に五種類のショートパスタを発売しているが、周辺商品の強化を狙ったものである。