カルピス、タカラブネ1000店で共同開発カルピス シュークリーム販売
カルピス(株)(東京都渋谷区、03・3780・2122)は大手和洋菓子メーカー、(株)タカラブネ(京都府久背郡、新開純也社長)と共同で開発した業界初の「カルピス シュークリーム」を13日からタカラブネ社のフランチャイズ店舗(全国一〇〇〇店舗)で新発売した。
カルピス シュークリームは、従来のホイップクリームのかわりに、カルピスのおいしさを生かした、さわやかでコクのあるサワーホイップクリームと、まろやかなカスタードクリームの二層構造に仕上げた新しい風味の洋生菓子。
カルピスは、わが国初の乳酸菌飲料「カルピス」を通して、おいしさと健康を届けてきた。九三年から飲料分野を越えて、カルピスの多角化を推進。「カルピスソフトキャンディ」の発売を皮切りに、ゼリー類、冷菓やチョコなど順次に開発、発売。冷菓・菓子分野にまで「カルピス」を浸透させている。
今回、「カルピス」シュークリームを発売したことにより、菓子事業での新規分野(洋生菓子)を拡充するとともに、「サワーホイップ」を業務用ルートで拡売を図っていく計画だ。
なお「カルピス シュークリーム」の初年度販売目標は約二〇億円。一個六六g×一二〇円。要冷蔵で賞味期間は四日。