知って得する情報:江戸時代のおせちを再現 紀文食品「築地 江戸惣」シリーズ
今年は、江戸開府四〇〇年。これを記念して(株)紀文食品(東京都中央区、電話03・3544・2751)は、江戸時代の古文書を参考にしたおせち料理『築地 江戸惣』シリーズ五種六品、限定各三〇〇〇本を築地紀文総本店店頭、インターネット(http://www.kibun.co.jp)で予約販売を開始した。
江戸時代、かまぼこはタイやカレイ、ハモ、スズキなどで作られた高級料理だった。中でも“めでたい”に通じるタイは重用された。今回、江戸料理研究の第一人者・松下幸子千葉大学名誉教授が監修、紀文の職人が一本ずつ手付けで仕上げたのが『築地 江戸惣』シリーズ。一〇〇%タイを使用した『鯛粋よせ蒲鉾』(紅・白、各四〇〇グラム五〇〇〇円)をはじめ、『伊達巻』(四〇〇グラム五〇〇〇円)、『錦玉子』(三二〇グラム五〇〇〇円)、『松風焼』(三五〇グラム五〇〇〇円)、『玉子焼』(七五〇グラム二〇〇〇円)のこだわりの逸品ばかりだ。
ちなみに、家庭でも簡単に作れる江戸料理「家主貞良(かすてら)卵」の作り方を松下教授からうかがったのでご紹介。
(1)砂糖大さじ5・塩少々・小麦粉大さじ3をよく混ぜ合わせる
(2)はんぺん大判1枚と(1)、溶いた卵5個をミキサーでよく混ぜ合わせる
(3)型に生地を流し込み、温めたオーブン二〇〇度Cで二〇分、最後に二五〇度Cで焼き目を付けて完成