花粉症撃退で注目、「竹酢水」に抗I型アレルギー作用

2004.02.10 103号 11面

山梨県勝沼のワインメーカー・山梨薬研(株)が開発した飲用竹酢水「薬研竹酢水(やげんちくさくすい)」に、花粉症やハウスダストなど1型アレルギーの抑制効果が確認された。

実験を行った東京医科大学薬理学の渡辺泰雄助教授は「アレルギー感受性亢進マウスに竹酢水を摂取させたところ、1型アレルギー発現時に著名な抑制効果が現れた」と発表した。

「薬研竹酢水」は竹炭を作るときに出る薫煙を冷却し得た竹酢液を、精製蒸留し地下深層水で希釈した世界初の飲料用竹酢水。ふつう竹酢液は酸が強く独特の燻臭があり有害物質を含む可能性もあるが、同品は独自技術で作られた安全・高純度な竹酢液を使用。昨年2月に発売し三〇万本が即完売、今年は新パッケージで一〇〇万本が出荷される。

「薬研竹酢水」 身延山の孟宗竹、勝沼の地下深水と山梨の豊かな自然素材を使用▽900ミリリットル、1500円、問い合わせ=山梨薬研、電話0553・44・0326

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