焼酎ロード第3話=焼酎国民・韓国<真露>

2000.03.10 54号 3面

韓国の人は、他に類をみない焼酎好きだという。韓国の焼酎の容器は、日本の大容量とは違い、一本三〇〇~三七五ミリリットルが主流。味も甘味が強く、濃厚な味の韓国食にとてもマッチしている。これをストレートで一度に平均して一人一本弱を飲む。

近年、日本ではかつてないほどの韓国食ブーム。日本でのキムチの売れ行きはうなぎ上りという。このブームと並行する形で韓国の焼酎「JINRO」も急成長。そこで眞露ジャパン(株)管理部の柳慶昭(ユウ・キョンソ)さんに聞いた。

「JINROが日本に進出して約二〇年、ここ数年売れ行きは順調です。日本人の割って飲むスタイルに合わせ、甘味を除いた商品になっています。すっきりとクセのない飲み口が特に女性に人気ですが、彼女たちは眞露が韓国の焼酎だと知らない人が多いようですよ。

韓国人の飲み方ですか? そりゃ豪快です。儒教の考えがまだ根強く残っていて、年輩者から杯が回ってきたら必ず空けて次に渡す。気持ちもオープンにしてコミュニケーションの手段とするんです。それが何回も回ってくるから酔いますよ。でもね、韓国は薬膳の食の国だから、飲んだ次の日は牛の血のスープとか酒のアフター食が充実しているんです。だから次の日の仕事に影響するってことはほとんどありませんね」。

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