糖尿病を予防し、また進行を防ぐためには、バランスよく食べることが大切だ。それは同時に、風邪などの感染症にかかりにくい身体づくりにも役立つ。

食事作りに行き詰まったら、市販の素材に少々手を加えるだけのヘルシーなクイック料理にトライ。缶詰、レトルト食品、冷凍食品、インスタント食品、惣菜、乾燥野菜、乾物などなど、スーパーで簡単に手に入る調理済み食品を、自分の身体に合わせ、ひと手間加えて食べてみよう。

缶詰のサンマの蒲焼きなどは、だし汁を倍の量の水で薄めた中で一緒に温めなおす。そこに乾燥ネギを加え卵でとじたら、「蒲焼き卵丼」のでき上がり。レトルトのおかゆには、乾燥ネギや中華スープの素、かにフレークなどを加えて「中華風かゆ」に。また、惣菜のポテトサラダには、ゆで卵を刻んでまぜると、栄養バランスの良い一品になる。

お湯を注ぐだけのフリーズドライの製品の中には、「厚生省許可特別用途食品」、「糖尿病食調整用組み合わせ食品」に指定されているものもある。

日本ジフィー食品（株）の『糖尿病食　旬感御膳』は、糖尿病患者の副食として一箱に一食分をセットし利用しやすいように作ってある。また糖尿病で医師からエネルギー摂取制限を指示されている人は、箱に明記してある摂取カロリーを目安にすると、ごはんの量でエネルギー量の調節もしやすい。

▽問い合わせ=日本ジフィー食品（株）　フリーダイヤル０１２０・４５６７３４